【ビジネス】読書は「アウトプット」が99% by 藤井孝一
・書評ブログを書く参考にするため。
・本読んでも内容を忘れがちなので、「残す読書」の方法を知るため。
本はただ読むのでは意味がなく、思考や行動等のアウトプットを伴って初めて有用であり、どのようなアウトプットをするべきか教えてくれる本。
本題とは違うが、著者は週末に副業を行い、それが軌道に乗ったら起業すると言う「週末起業」の提唱者でもあり、「リスクを取らない生き方もありでは。」と、ずっと思っていた自分にとっては同じ考えの人がいて嬉しかった。
その他にもビジネスの考え方、生活リズム等、著者に共感できる所が多く、個人的には良い本を読んだと思えた。
「読後に何をするか」で得られるリターンは"ただ何となく読んだ"時に比べて10倍にも20倍にもなります。」
「基本は「話す」「書く」「行動する」- この3つです。
→ 読後はブログに書評を「書く」ことで、自分の頭の中で学んだことを整理する。
書評を書く際に改めて「どんなこと書いてあったっけ?」「何学んだっけ?」と振り返ることができるので、今までよりはるかに頭に残りやすい。
今までの読み方では著者の下記の指摘通り、時間のムダとまではいかないが非効率だった。
「どんな本だったの?」と聞かれて答えられないようでは、時間をムダにしている」
「要約力(話の要点を瞬時に3-5つのポイントにまとめるスキル)を鍛えなければビジネスの世界では成功できない。」
→ 常に「これは要約するとどういうことなのか。」「人にどう説明するか。」を自問しながらインプットを行う。
上記の「成功できない」は言い過ぎだとは思うが、頭のいい人、デキる人と言うのはある事象を自分の頭の中で要約し、重要な点を抑えて自分なりに理解しているのだと思う。
要約力=理解力と解釈できるのではないか。自分には欠如しているが、この能力は仕事する上で必須。
「書評を書くにはコツがあります。「その本に何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」。この3つを柱にしてまとめるのがポイントです。」
→ その通りにしております。w
ただ、この書評を見ている人にとって良いかは疑問ではある。
特に学ぶポイント、活かすポイントは人によって違うので、書評の読み手からするとどーでもいいんじゃないかと考える。
「読書をしても頭に残らない。」「何を意識して読書をしたら良いのかわからない。」「これから本腰入れて読書始めるぞ!」そういう人におすすめ。
せっかく貴重な自分の時間とお金を使って読書をするのだから、最大限活かさないともったいない。
読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)
- 作者: 藤井孝一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: 文庫
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やっぱり読書は良いですね。
改めて読書の素晴らしさを認識させてくれたいい本でした。