【自己啓発】自分の中に毒を持て by 岡本太郎
【自己啓発】学びを結果に変えるアウトプット大全 by 樺沢紫苑
勉強の効率を上げるためには、何をすべきかを明確化する。
学びを結果に変えるアウトプット大全 (Sanctuary books)
- 作者: 樺沢紫苑
- 出版社/メーカー: サンクチュアリ出版
- 発売日: 2018/08/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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このような形で、自分が本を読んで、落とし込んだアクションをまとめる場とする。
おそらく他の人が見ても、おもしろいものではなさそうだが。
【ビジネス】社長の教科書 by 小宮一慶
現在、カザフスタンにある子会社の社長補佐として働いているが、「自分が社長だったらどうするだろうか。」と考えさせられることが多々ある。
また社長補佐ではあるが、私も本社から派遣された人間としてスタッフに色々なことを指示しながら、経営に携わる。
「社長の役割・理想の社長とは」をこの本で学び、社長の隣で補佐として働ける今の機会にその学びを実践し、ただの「学び」を「経験」として自分の糧としたい。
そう思って最近は社長や経営に関する本を読んでいる。
ビジネス本をよく読む方であれば、その名前は一度は聞いたことがあるであろう経営コンサルタント小宮一慶氏の著書である。
社長に必要な力やあるべき姿等をかなり分かりやすく説明してくれ、メモを取る手が止まらなかった。
「お客様第一主義」や「ダム経営」などありきたりな内容も多いが、本書の内容を実践できていないことも多いので、いいリマインドとなった。
この本で学べたこと、と言うより改めて大事だと気付かされたことは主に下記の3点である。
1. Quality、Price、Serviceを的確に組み合わせて、「お客様第一主義」を追求する。
2. 地位やお金ではなく、従業員のおこなった仕事を「褒める」。
3. 正しい信念を持ち、凡事徹底する。
1. Quality、Price、Service (QPS)を的確に組み合わせて、「お客様第一主義」を追求する。
この言葉で今一度自社のQPSについて考える機会を得ることができた。
弊社の場合であればQualityとPriceに関しては代理店から決定されるので、Serviceをいかに向上させ、他社と差別化を図るかにかかっている。
しかしServiceに関してはまだまだ改善の余地があり、お客様第一主義に則り、感動を与え、「この店で買ってよかった。」と言ってもらえる店づくりが必要と改めて考えさせられた。
ただ、「お客様第一主義」を徹底するには理想だけではなく、「余裕」が必要である。
著者は下記の通り、述べている。
ヒト、モノ、カネ、時間に余裕を持った経営をする-それが経営者の心に余裕をもたらし、安定した経営を行える
自分に精神的な余裕がないと、利他的な行動するのが困難なように、会社経営においても経営資源(ヒト・モノ・カネ)に余裕がないと「お客様第一主義」を徹底することは困難である。
そしてこの「余裕」を生み出すために必要なのが、経営の神様である松下幸之助氏が提唱する「ダム経営」である。
景気が良い時に稼いだお金をしっかり貯めておき、常に余裕がある状態を心がける。
これはプライベートにおいても会社経営においても重要であると考える。
2. 給与や地位を与えるのみではなく、従業員のおこなった仕事を「褒める」。
従業員を給与や地位のみで報いると、お金のために手段を選ばなくなる人間や、あるレベルに行くと楽をしようとする人間が生まれてしまう。
そこで従業員を「良い仕事」をしているかどうかで評価し、「褒める」ことが重要とのこと。
著者は経営者が作るべき会社風土を下記のように述べている。
良い仕事を拾い上げ、褒めて、評価し、結果的にそれを給与や地位に反映させる
確かに褒めてもらえると、「誰かの役に立っている」と実感でき、やりがいが生まれる。この褒める仕組みの構築は従業員のモチベーションアップに大変重要であると思う。
しかし、一方でこの「良い仕事」の定義とそれを評価する仕組みづくりは大変困難であると私は考える。
「良い仕事」を行っているかどうかを評価するのに、従業員にヒアリングするのか?取引先にヒアリングするのか?社内営業が蔓延しないか?
上記のように給与や地位に反映させるだけの仕組みを構築するのは極めて困難かと考えるが、「褒める」ことは意識して行いたい。
3. 正しい信念を持ち、凡事徹底する。
経営者を隣で見ていると、毎日いろいろなことが起こり、それに対して判断を行い、決断を下している。
その決断を横で見ながら「自分だったらどうするか。」と考えた時に、この「信念」と言うものがないと判断できないと感じた。
例えば「お客様第一」と言う信念があって初めて、自分や従業員が実施する行動がgoかno goかを判断できる。
また自分の信念を簡単に曲げてしまうようでは、従業員のみに留まらず、お客様の信頼も簡単に失ってしまう。
そこで、小さなことでも自分の信念に従って行動する凡事徹底は経営者として必要不可欠だと思う。
部下に対しても、会社に対しても、ちょっとしたことを徹底できる、もう一歩踏み込めるかどうかで、会社の行く末は変わる
・もちろん現役の社長さん
・経営者を目指している人
「経験も知識もないのに、経営管理なんてできるか!」と言い訳していた入社当時の自分が恥ずかしい。
少なくとも経営に関する知識は読書から得ることができる。
とにかく引き続き本は読み続けよう。
【教養】世界を操る支配者の正体 by 馬渕睦夫
「世界を操る支配者の正体。Kindleで買える!」と 尊敬する方がいきなりメッセージをくださったので、即買いました。
最近、 フリーメーソンやユダヤ教等の世界を操っていると言われている集団に興味を持って調べていたので、ちょうど良かったです。
また目次を見てみると、ロシアに関する記述がかなり多そうだったので、かなり興味をそそられました。(7章中4章はロシアに関する内容)
商社での私の担当国がロシア・旧ソ連であり、今年の6月までロシアに駐在していたので、それを知って上記の方は私に勧めてくださったのでしょう。
ロシアのプーチン大統領に対しては
「世界の平和を脅かす危険な人物」
「楯つく人間は裏で殺してしまう人物」
「他国を侵略し、ロシアに併合してしまう人物」
と、ネガティブなイメージを持っている人が多いのではないだろうか。
しかし、この本を読むと彼のことを「世界を飲み込むロスチャイルド家に対抗する唯一のヒーロー」と思うようになるかもしれない。
恐らくロシアに対する新たな見方ができるようになる。
まずはタイトルにもなっている「世界を操る支配者の正体」は誰かと言う問題。
筆者はそれを下記の通り、「国際金融資本家」と言っている。
「真の支配者は誰かというと、一般大衆が持つべき意見をメディアの洗脳によってコントロールしているメディアの所有者、国際金融資本家たちということになる」
また下記のようにも言っている。
「国家にお金を貸している者こそ、歴史を操ってきた人たちである。」
国際金融資本家、国家にお金を貸している者とは具体的にはロスチャイルド家が代表であるとのこと。
ロスチャイルド家が巨万の富を得、国家にお金を貸している背景は下記の通り。
1) ネイサン・ロスチャイルドがナポレン戦争でのイギリス勝利のニュースを誰よりも早く入手。
2) 持っていたイギリス国債を大量に売る。
3) 「情報通のネイサンがイギリス国債を売ると言うことはイギリスが戦争に負けたということだ。」と市場は勘違い。イギリス国債を大量に売り、その価値が暴落。
4) 価値が暴落したイギリス国債をネイサンが買い戻し。
5) その後、イギリス勝利のニュースにより、イギリス国債の価格が急騰。
6) ネイサンは一気に巨万の富と大量のイギリス国債を入手。つまりイギリスに多額のお金を貸していることになる。
またナポレオン戦争にてヨーロッパ各国もお金がなく、多額のお金をロスチャイルド家に借りることになり、ロスチャイルド家はヨーロッパ経済における覇者となる。
その後、ロスチャイルド家は各国に民間の通貨発行銀行を作り、通貨発行権を握ったのである。
好きな時に好きな分だけお金を生み出せる。まさに経済の支配者=国の支配者となるわけだ。
ちなみに日本銀行の株式は55%を政府が所有しているが、残りの45%は民間が所有しており、その45%の中の幾らかをロスチャイルド家が保有しているとのこと。
アメリカの南北戦争もイギリスが南部に対して扇動工作を行い、戦争勃発。
ロスチャイルド家が裏で手を引き、アメリカも支配していく。
もちろんアメリカの中央銀行の株主となり、通貨発行権も握ってしまった。
そのロスチャイルド家が次に目指すものは、グローバリズムによる世界政府の樹立である。
国境の廃止、政府の規制廃止、移民の自由化等のグローバリズムにより、国と言う概念を失くし、一つにした世界を支配しようとしているのである。
もはや漫画や映画のような話であるが、ここで登場するのが、ロシア・プーチン大統領である。
筆者はこのように言っている。
「現在の世界は、グローバリズムとナショナリズムの壮絶な戦いの真っ只中」「ナショナリズムの雄はプーチンのロシア」
まずはロシアの経済の歴史とプーチン大統領の行動を見る必要がある。
1) ソ連崩壊後、アメリカの新自由主義者がショック療法と呼ばれる経済政策実施も失敗。
2) 物価高騰し国民が困窮。
3) IMF (*)が経済の立て直しを行うも失敗。
4) 経済の立て直しには失敗するも、その政策を通して民間銀行家が生まれる。
5) その民間銀行家がロスチャイルド家の支援のもと政府に金を貸し、国営企業を自分たちのものとする。→ ロシア経済の支配。政治への介入。
6) プーチンは彼ら民間銀行家(オリガルヒと呼ばれる)の政治への介入を禁止。つまりロスチャイルド家の支配からの脱却を図る。
(*) IMF: 「国際金融、並びに、為替相場の安定化を目的として設立された国際連合の専門機関である。」引用:Wikipedia
IMFは各国の中央銀行の頂点に立つような存在であり、もちろんロスチャイルド家の支配下。
ちなみにオリガルヒの一人であるホドルコフスキーと言う人物はユーコスという国営企業と他社との合弁会社の株式40%をアメリカのエクソンモービル社へ取得させる交渉をしていたが、プーチン大統領が逮捕し、これを阻止した。
ロスチャイルド家が支配しているアメリカによるロシア国営企業の乗っ取りを防いだのである。
続いて2014年のロシアによるクリミアのロシア編入。
これはロシアの圧力による住民投票にて無理やり編入されたと思っている人が多いと思う。
もちろん真相は分からないが、筆者は真実は下記の通りだと言っている。
1. ウクライナとEU間で自由貿易協定の締結を協議もEU側がウクライナにとって不利な条件を提示。
2. 親露派のヤヌコビッチ元大統領がEUとの自由貿易協定の調印を拒否。
3. 調印拒否にに対して反政府デモが勃発。欧米が裏でサポート。
4. ヤヌコビッチ大統領が失脚し、親欧米派のポロシェンコ大統領就任。欧米が裏でサポート。(在ウクライナアメリカ大使がヤヌコビッチ大統領失脚後の人事に関して話しているのをYou Tubeにアップされる。)
5. ウクライナにある不凍港であるクリミア半島のセバストーポリをアメリカに取られる可能性を恐れて、ロシア人中心のクリミア半島でロシア編入是非を問う住民投票実施。
6. 投票率約80%、そのうち約97%の賛成のもと、クリミア半島のロシアへの編入が決定。
プーチン大統領のやり方に賛否両論はあるだろうが、このように彼はロスチャイルド家(アメリカ)の支配に必死に抵抗しているのである。
筆者は
「ロシアを支配するものが、最終的に世界を支配することになる。」
と考えている。
もしかしたら、ロシアも支配され、国境がなくなり、世界が一つになり、世界政府が樹立され、ロスチャイルド家を中心に支配する世界の方が幸せかもしれない。
筆者はロスチャイルド家の支配に関しては徹底的に否定している。
そこで重要な役割を果たすのがロシアということだ。
12月にはプーチン大統領の訪日もあり、日本がどう動くかも ロスチャイルド家が見ているに違いない。
この本に記載されていることが全て真実かどうかは分からないが、新たな世界経済の見方ができるようになったのは大きな収穫である。
・陰謀論に興味がある人
・ロシアに興味がある人
・プーチン大統領が嫌いな人 or 好きな人
今回はおもしろい内容だったので、かなり長くなってしまいました。
まだまだこのブログでは書ききれていないおもしろい内容があったので、興味のある方にはぜひ読んで頂きたいです。
この本で得た視点で経済を見てみると、色々と新たな発見があるかもしれないですね。
【教養】宇宙はどうして始まったのか by 松原隆彦
「宇宙はビックバンと言う爆発から始まった。」みたいなことを聞いたことがあると思います。
そこで私は
「じゃぁ、宇宙が始まる前って何があったん?」
「何もなかったとしたら、「無」から生まれたん?」
「じゃぁ、「無」って何よ?」
と考え、よく分からなくなり、すぐにエッチなこと考えたりしておりました。
今回は、そんな長年の疑問を解決してくれるのかとタイトルに惹かれ購入し、期待に胸を膨らませながら読み始めた「宇宙はどうして始まったのか」を紹介したいと思います。
結論から言うと、この本を読んでも宇宙はどうして始まったのかを知ることはできませんw
著者曰く「常識的な考え方では決して解けない謎が宇宙の始まり」とのことです。
つまり宇宙が始まる前に何があったのかということは未だに解明されていないそうです。
著者はそもそも「宇宙が始まる前に何があったか。」と言う問い自体が意味を持たないと言っています。
宇宙とは空間と時間のことを表しており、その宇宙(空間と時間)ができる前は空間も時間もない「無」なので、その始まりもクソもないと。
宇宙が始まる前に何があったか。という問いが意味を持つには、宇宙が始まる前にも普通の意味での時間が流れていなければならない。時間の存在は宇宙があってこそのものであり、宇宙がなければ時間もない。「無」には時間が流れていないので、「無」という状態がいつ始まったのか、という問いにも意味がない。
無からの宇宙創生論では「無」が宇宙を誕生させた。この「無」は宇宙を誕生させる能力を持っているが、時間や空間という属性は持たない。時間と空間に生きる人間からしたら想像を絶している。
この本を通して宇宙の謎を解明するつもりが、余計に深みにはまってしまいました。
文系一筋で歩んできた自分にとっては宇宙やそれに関する物理の話等、知らないことばかりで、「自分には知らないことが多すぎる!」と無知の知状態でした。
イーロン・マスク氏が2023年の火星移住計画を発表した今、人類の宇宙に関する興味・感心はどんどん大きくなっていくのでしょう。
でも、人類は宇宙の謎を解明して、いったい何を目指し、どこに向かっているのでしょうか。
と言うか、そもそも人間にこの宇宙の謎を解明することなんてできるのでしょうか。
研究者向きではない自分は「神のみぞ知る」で良いのでは?と思っちゃいますね。
・理系の人
・理系じゃなくても宇宙に興味がある人
自分が理系であれば、もっと楽しめたのだろうなと思いましたが、文系の自分でも十分楽しめました。
少し哲学的でもあり、人間という存在を客観視する良い機会になりました。
今回は割とおもうがままに書評を書いてみました。
書き方に関してもPDCA回しながら改善していきます。
【ビジネス】新入社員から社長までビジネスにいちばん使える会計の本 by 安本隆晴
・会計について学び、仕事(経営管理)に活かすため。
ファーストリテイリングの監査役として同社の成長を会計面から支えてきた著者が会計について分かりやすく説明してくれる。
最初は貸借対照表と損益計算書の説明から始まり、会計系の本ではよく見かけるキャッシュフロー管理の重要性、管理方法が説かれる。
そこから財務諸表中の数字をどのように経営に活かすか、PDCAをどう回すかの説明で締めくくり。
「新入社員から社長まで」と書かれているが、かなり社長向けの本であると感じた。
「そこまでは一般社員にはコントロールできませんわ。」と感じる所多々あり。
会計についての基礎を学ぶことは可能だが、新入社員であれば実務と遠すぎて実感が湧かずに退屈しそうなパートもある。
自分が独立して社長として働くことができる機会があれば、その時にはぜひもう一度読みたい本ではある。
「僕の知るかぎり、ビジネスで成功する人は自分なりの「会計思考」ができていて、会計の勘所なるものを身につけて」いる。
会計思考とは「その事業の儲けの構造(損益構造)と現金収支の構造(キャッシュフロー構造)の二つを同時に意識し、利益と現金をどう増やすかを考えて行動すること」
子会社の経営管理が主な業務内容であり、子会社の社長として出向することがよくある自分の仕事には「会計思考」は必須。
財務諸表を見て、その会社の課題を発見できなければ存在価値がない。
勿論、課題発見だけでなく、課題解決のためのアクションをどのように行っていくのかも重要。
「「何でも数値化して、その変化を見る」はビジネスをうまく進めるための最良の策です。」
数値化された定量目標がないと、目標に対する自分の現在位置の把握も難しく、その後の目標の達成可否も曖昧になってしまう。
ビジネスだけでなく何か目標を立てる際には必ず定量化する必要があると考える。
「会計がわからない経営者や上司には社員はついてきてくれない」
経営者に近づけば近づくほど会計の知識は必要になってくると思う。
会社の上層部にいる人が会社の財務状況について理解していなければ、部下はもちろん不安になるだろう。
会計に関しては一朝一夕に身につくものではないと思うので、コツコツ勉強するしかない。
・会計知識がなく起業したばかりの社長さん
・経営に興味がある学生さん(経営者がいかに多くのことを管理する必要があるか分かる)
こういう実務系の本って自己啓発本に比べて書評が書きにくいですね。
とにかく毎月3記事以上(早速の定量目標w)コツコツ更新しながら、書評の書き方を身につけていきます。
【ビジネス】読書は「アウトプット」が99% by 藤井孝一
・書評ブログを書く参考にするため。
・本読んでも内容を忘れがちなので、「残す読書」の方法を知るため。
本はただ読むのでは意味がなく、思考や行動等のアウトプットを伴って初めて有用であり、どのようなアウトプットをするべきか教えてくれる本。
本題とは違うが、著者は週末に副業を行い、それが軌道に乗ったら起業すると言う「週末起業」の提唱者でもあり、「リスクを取らない生き方もありでは。」と、ずっと思っていた自分にとっては同じ考えの人がいて嬉しかった。
その他にもビジネスの考え方、生活リズム等、著者に共感できる所が多く、個人的には良い本を読んだと思えた。
「読後に何をするか」で得られるリターンは"ただ何となく読んだ"時に比べて10倍にも20倍にもなります。」
「基本は「話す」「書く」「行動する」- この3つです。
→ 読後はブログに書評を「書く」ことで、自分の頭の中で学んだことを整理する。
書評を書く際に改めて「どんなこと書いてあったっけ?」「何学んだっけ?」と振り返ることができるので、今までよりはるかに頭に残りやすい。
今までの読み方では著者の下記の指摘通り、時間のムダとまではいかないが非効率だった。
「どんな本だったの?」と聞かれて答えられないようでは、時間をムダにしている」
「要約力(話の要点を瞬時に3-5つのポイントにまとめるスキル)を鍛えなければビジネスの世界では成功できない。」
→ 常に「これは要約するとどういうことなのか。」「人にどう説明するか。」を自問しながらインプットを行う。
上記の「成功できない」は言い過ぎだとは思うが、頭のいい人、デキる人と言うのはある事象を自分の頭の中で要約し、重要な点を抑えて自分なりに理解しているのだと思う。
要約力=理解力と解釈できるのではないか。自分には欠如しているが、この能力は仕事する上で必須。
「書評を書くにはコツがあります。「その本に何が書いてあったか」「そこから何を学んだか」「それをどう活かすか」。この3つを柱にしてまとめるのがポイントです。」
→ その通りにしております。w
ただ、この書評を見ている人にとって良いかは疑問ではある。
特に学ぶポイント、活かすポイントは人によって違うので、書評の読み手からするとどーでもいいんじゃないかと考える。
「読書をしても頭に残らない。」「何を意識して読書をしたら良いのかわからない。」「これから本腰入れて読書始めるぞ!」そういう人におすすめ。
せっかく貴重な自分の時間とお金を使って読書をするのだから、最大限活かさないともったいない。
読書は「アウトプット」が99%: その1冊にもっと「付加価値」をつける読み方 (知的生きかた文庫)
- 作者: 藤井孝一
- 出版社/メーカー: 三笠書房
- 発売日: 2013/12/24
- メディア: 文庫
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やっぱり読書は良いですね。
改めて読書の素晴らしさを認識させてくれたいい本でした。